牛丼といえば吉野家、吉野家といえば牛丼。学生時代からお世話になっていて、アンチ東京だった若かりし頃になぜだか関西=吉野家、関東=松屋というイメージを持っていたせいもあり、いまでも吉野家びいきは変わらない。これまでの人生で数百杯は食べてきたであろう牛丼のうち大半は吉野家だったと思う。
そして吉野家を応援するのにはもう一つ大きな理由がある。
それが株主優待券。
吉野家ホールディングス[9861]の株主優待
吉野家ホールディングスでは株主優待として「吉野家」「はなまるうどん」「カレーうどん千吉」「京樽」「海鮮三崎港」などで使える300円券が年2回、保有株数に応じて送られてくる。
100株以上 | 10枚(3,000円分) |
1,000株以上 | 20枚(6,000円分) |
2,000株以上 | 40枚(12,000円分) |
100株保有していれば2月と8月に各10枚、1年で計6,000円分の食事券がもらえる。1回の食事で何枚でも利用できるが、お釣りは出ない。牛丼並盛が300円の時はちょうど株主優待券1枚=1杯で使いやすかったが、現在は1杯380円なので優待券のほかに80円必要なのがもどかしい。
とはいえ株主として吉野家を応援しているだけで、牛丼並盛なら年に20回も1杯80円で食べられる。
優待券で払った残りの端数分は、現金のほかにジェフグルメカードや電子マネーのWAONで支払いができる。これをうまく利用すればさらに節約になる。
全国共通お食事券「ジェフグルメカード」
ジェフグルメカードは、全国35,000店舗で利用できる食事券で、お釣りが出る商品券としても有名。お祝いや株主優待でもらったり、金券ショップやオークションなどで額面より安く入手できれば、その分お得になる。
吉野家で牛丼並盛を注文し、株主優待券とジェフグルメカードで支払った場合
注文 | 牛丼並盛 | 380円 |
支払 | 株主優待券 | 300円 |
ジェフグルメカード | 500円 | |
お釣り | 420円 |
ジェフグルメカードを金券ショップで480円で購入した場合、牛丼1杯食べて420円残るので実質60円で牛丼並盛を食べられることになる。
電子マネー「WAON」
吉野家では全店でイオン系の電子マネーWAONが利用できる。
WAONは税込200円使うごとに1ポイント貯まり、1ポイント=1円として利用できる。ただし200円未満は切り捨てなので、牛丼並盛(380円)をWAONだけで支払うと1ポイント、端数の支払いではポイントがたまらない。これだけだとWAONを使うメリットはあまり感じられない。
しかし、WAONへのチャージでポイントがもらえるクレジットカードを使えば、カードのポイント分もお得になる。
吉野家で牛丼並盛を注文し、WAONで支払った場合
注文 | 牛丼並盛 | 380円 |
支払 | WAON | 380円 |
ポイント還元 | WAONポイント | 1円 |
クレジットカード※還元率1.0%の場合 | 約4円 |
支払いを現金からWAONにするだけで約5円お得になる。1回あたりの金額は小さいが、牛丼をよく食べる人にとっては積もり積もって大きな節約になる。
早い! 安い! うまい! の牛丼をさらに安くできるんだから活用しない手はない。