9月25日は10円カレーの日
日比谷公園内にある洋風レストラン「日比谷松本楼」。創業112年の老舗で、毎年9月25日に「10円カレーチャリティーセール」を行なうことで有名なお店。
なぜ10円で振る舞われるのか?
日比谷松本楼の開業は、日本初の様式公園「日比谷公園」の開園と同時の1903年6月1日。霞ヶ関に隣接する場所柄から様々な政治活動の舞台にもなってきた。1971年11月19日、園内での沖縄返還協定反対デモが激化し、レストラン建物に火炎瓶が直撃して全焼。全国からの励ましと支援で、2年後の1973年9月26日にようやく再建。感謝の気持ちを込めた記念行事として「10円カレー」が始まったのだという。
森のレストラン 日比谷松本楼
緑の森のレストラン 日比谷松本楼へようこそ。心をこめたお迎えとおもてなし、そして感謝をこめてお客さまをお送りする「心」を私たちは大切にしています。
10円カレーを食べるには…
毎年9月25日に、通常950円のハイカラビーフカレーが先着1500名に限り「10円」で提供され、売り上げはユニセフ等に寄付される。イベントが始まるのは11時だが、毎年大行列ができるため、10時前には並んでおくのがベター。整理券が配られる。