こんにちは!
突然ですが、羽田空港までの交通手段は何を利用していますか? 羽田空港から都内へのアクセスにいくら払っていますか?
羽田空港と東京都心を結ぶ公共の交通手段は主に4つあります。
- タクシー
- リムジンバス
- 東京モノレール
- 京急線
タクシー(羽田空港〜都内各所)
タクシーは羽田空港と都内各所の間で定額運賃が設定されていて、例えば東京駅八重洲口を含む千代田区ならどこまで乗っても5,600円となっています。別途「首都高速」の利用料金が最大1,300円かかるのと、降りる場所によってはメーター運賃の方が安いことも稀にあるようですが、荷物が多い時や人数によってはお得で楽な移動手段です。
都内各所から乗る場合は1時間前までに予約配車、羽田空港から乗る場合は予約なしでタクシー乗り場から乗車できます。
『 羽田・成田空港 定額制タクシー 』 は株式会社グリーンキャブへ
リムジンバス(羽田空港〜都内各所)
空港と都内各所の間を結ぶシャトルバスは、東京空港交通のエアポートリムジンと京浜急行バスの2社が運行しています。共同運行便もあり同一区間であれば基本的に運賃に差はありません。
例えば羽田空港から東京ディズニーリゾートまでは乗り換えなしの830円で行けるなど、乗降場所に目的の観光地や宿泊するホテルがある場合などは駅からの移動がない分、鉄道よりも便利だったりもします。
リムジンバスの東京空港交通
空港バス|京浜急行バス
東京モノレール(羽田空港〜浜松町)
浜松町駅と羽田空港を最短19分で結び、3〜5分間隔で運行しています。運賃は490円(IC 483円)で、10日以内の往復に使える「モノレール羽割往復きっぷ(800円)」や土日祝限定で山手線のどの駅で降りても定額の「モノレール&山手線内割引きっぷ(500円)」などのお得な切符も発売されています。JRやりんかい線に乗り継ぐ場合は便利です。
京浜急行(羽田空港〜品川)
品川駅と羽田空港を最短14分で結び、運賃は410円(IC 407円)です。品川でJRや新幹線に乗り継いだり、浅草やスカイツリーのある押上へも直通運転があるほか、横浜方面に出る京急線もあります。また成田空港まで乗り換えなしで行ける「アクセス特急」もあり、国際線への乗り継ぎにも便利です。
ちなみに直通でも行くことのできる都営浅草線・大門駅は東京モノレールの浜松町駅にすぐ近くにあります。
さらに京急線には羽田空港と品川間の運賃を節約する裏技があるんです。
天空橋タッチ
京急線では羽田空港発着の乗車券には170円の加算運賃が設定されています。これは建設費の債務返済のために特定区間に設けられているものだそうです。ところがこの加算運賃、羽田空港各駅と隣の天空橋駅間の運賃には適用されないため、天空橋駅で一度途中下車をすることでトータル運賃を安くすることができるんです。
羽田空港〜天空橋 160円 | 羽田空港〜品川 410円 |
天空橋〜品川 240円 |
羽田空港国内線ターミナル駅の運賃図
羽田空港国内線ターミナル駅から品川駅までは410円、天空橋駅までは160円となっています。
天空橋駅の運賃図
天空橋駅から品川駅までは240円となっています。
乗車区間を天空橋駅で分割することにより、加算運賃の170円がかからない代わりに160円の運賃がかかるため差し引き10円お得になるということです。
さらに時間に余裕があるなら、国内線ターミナルと国際線ターミナル間を無料バスで移動することで、0円+140円+240円=380円となり30円もお得にできます。
天空橋駅 降りてみたらこんなトコだった!?
せっかく途中下車するのだから、ただ改札を出て戻るだけの作業で終えてもつまらないので天空橋駅周辺を散策してみることにしました。
※この先、特に何も起こりませんので…閲覧注意です。
降り立った駅のホーム。紫っぽい光に包まれていて、何だか近未来な感じです。
駅の案内図には売店とありましたが、実際はドリンク、お菓子、新聞の自販機が並んでいるだけでした。かつてはキヨスク的なものがあったのかもしれません。
地上に出るとタイル張りの駅舎が。お隣には東京モノレールの天空橋駅があります。
そして、いよいよ駅名の由来となった天空橋を探しに向かいます。
駅のすぐ裏手にありました。多摩川の分流、海老取川にかかる橋とのことです。
橋の袂から見るとこんな感じ。橋の下が船着き場になっていて、近所の方らしき人たちが釣りを楽しんでいました。
橋を渡った先は住宅地ですが、手前側は2km先に羽田空港を臨む広大な空き地となっていて立ち寄るような場所はまったく見当たりません。今後は外の空気など吸わず、改札を出たらすぐに折り返す「天空橋タッチ」を徹底したいと思います。