鶏卵の豆知識
殻の色は、羽の色
鶏卵の殻の色には、白と茶がある。赤玉などと呼ばれて栄養価が高いような印象を受けるが、殻の色は鶏の種類で決まっている。白い羽の鶏は白い卵、茶色い羽の鶏は赤い殻の卵を産む。薄いピンクっぽい殻は、白い羽と茶色い羽の合いの子。
黄身の色は、餌の色
黄身の色や濃さも、栄養価とはあまり関係ない。餌の種類や割合によって変わる。とうもろこしが多いと黄色、パプリカが多いとオレンジが濃くなり、飼料米が多いと白っぽくなる。
賞味期限は、パックした日から2週間
賞味期限は産卵した日から起算されると思いきや、そうではない。採卵から7日以内にパックされ、パックした日から2週間後が賞味期限となる。採卵日にパックされれば産卵から2週間が賞味期限だが、採卵から7日後にパックされた卵は産卵から3週間後が賞味期限となっている。
常温より冷蔵保存
スーパーマーケットなどでは常温で陳列されていることも多いが、10度以下で冷蔵保存した方がサルモネラ菌の増殖が少ない。
サルモネラ菌は加熱で死滅
卵黄は65度で固まりはじめて、75度で完全に凝固。卵白は60度で固まりはじめて、80度で完全に凝固する。サルモネラ菌は75度で1分以上もしくは65度で5分以上加熱すれば死滅する。
セブンイレブンの卵が最強な理由
セブンイレブン限定で販売されている「こだわり新鮮たまご」。
賞味期限と採卵日の両方が記載されているため、パック日がわかる。
コンビニの流通なので冷蔵輸送⇒冷蔵保管⇒冷蔵販売と、常に10度以下をキープ。
昨今の価格高騰で少しずつ値上げされているものの、10個入りで238円→278円→318円税抜。