ボードゲームというと1980年代に本場がアメリカからドイツに移って以降、すっかりドイツのものという印象が強いが、どっこいフランスだって負けていない。
さすが芸術の都パリを首都にもつ国だけあって、ドイツともひと味違ったおしゃれなボードゲームが生まれている。そのなかからおすすめのゲームを紹介したい。
Quarto! クアルト
16個の駒を交互に並べ、色・形・高さ・穴の有無のどれかで一列揃えれば勝ちという、いわゆる四目並べなのだが、盤上に置く駒を相手が選ぶところが最大の特徴。
1993年ドイツゲーム大賞 ノミネート
出版社:Gigamic社
出版年:1991年
デザイナー:Blaise Muller
Blokus ブロックス
自分の色のピースをつないで陣地を広げる陣取りゲームだが、ピースを辺ではなく点でつながなければならないところが特徴。
2002年ドイツゲーム大賞 ノミネート
出版社:Sekkoia社
出版年:2000年
デザイナー:Bernard Tavitian
Marrakech マラケシュ
自分の色の絨毯を敷いて商人からお金を集める陣取りゲーム。絨毯のコンポーネントが布製なところにこだわりが感じられる。
2008年ドイツゲーム大賞 ノミネート(独リメイク版「Suleika ズライカ」)
出版社:Gigamic社
出版年:2007年
デザイナー:Dominique Ehrhard
Dixit ディクシット
不思議な絵が描かれたカードから、テラーが連想したワードを元にどのカードかを推理するコミュニケーションゲーム。
2010年ドイツゲーム大賞 大賞
出版社:Libellud社
出版年:2008年
デザイナー:Jean-Louis Roubira
HANABI 花火
自分の手札が見えない状態で互いにヒントを出し合って、より多くの色の花火を打ち上げられるかに挑戦する協力型ゲーム。
2013年ドイツゲーム大賞 大賞
出版社:Cocktail Games社
出版年:2010年
デザイナー:Antoine Bauza
Timeline タイムライン
カードに描かれた出来事を正しい年代順に配置していくシンプルなルールのゲーム。
出版社:Asmodee社
出版年:2010年
デザイナー:Frédéric Henry
あ、6個だ。