月々どのくらい消費しているかを振り返る
家計調査によると、単身世帯の消費支出は住居費を別にすると13万円ほど。
単身者の生活扶助が7万6,000円ほどなので、世の中的には最低限度の生活費よりも平均で5万4,000円、つまりは1.7倍ほど豊かな暮らしをしているとも言える。
それはさておき、調査の項目に沿って自分の生活を振り返ってみる。ただし、自動車関連費、耐久財や旅行などの臨時または特別な支出は最低限度の生活に不要と考え、あらかじめ外しておく。
- 食料 40,500円(約38,000円)
- 光熱費 10,000円(約11,700円)24,700円
- 家事用消耗品 2,000円(約 1,500円) 6,500円
- 被服及び履物 5,000円(約 4,700円) 5,000円
- 保健用消耗品 1,000円(約 1,400円) 1,000円
- 医療費 4,500円(約 4,700円) 2,800円
- 交通費 2,000円(約 2,600円) 2,000円
- 通信費 3,000円(約 7,000円) 3,000円
- 娯楽費 7,000円(約 7,800円) 7,000円
- 理美容用品 1,000円(約 2,600円) 1,000円 53,000円
*( )内は単身世帯のおおよその平均額
だいたいこんな感じ。日常的な支出は7万6,000円ほどで、生活扶助とほぼ同額だった。それぞれの金額も平均からそれほど逸脱していない。
あとは月5万4,000円で暮らせる住居があれば、健康で文化的な最低限度の生活が送れる。つまり年に156万円の収入があればいい。それが不労所得ならば、経済的自由(FIRE)である。この金額なら、かなり現実味もある。
贅沢をしたければ、足りない分を働いて稼げばいい。そのためにも、いまの生活での過不足を細かく見直していきたいと思う。