働くことだけがお金を稼げる手段ではない
手取りで13万円稼ぐには、額面で16万円弱。
日本の最低賃金は、東京でも時給1,000円ちょっとなので、月160時間フルタイムで働かなければならない。それなら働けないことにして、生活保護を受けたくなる気持ちもわからなくはない。まあ現実的なところだと、日当1万円の交通誘導で月の半分くらい赤灯を振る感じか。
ちなみに平均年収が高いことで知られるキーエンスは時給換算で8,037円。1日8時間勤務なら月に2日半働けば達成できるが、こんなものは空論でしかない。
収入に連動する税金やら社会保険料やらは一旦忘れて月13万円、年156万円の稼ぎ方を考える。
まずは、労働所得と資本所得で分ける。将来、働けなくなったら年金でもらえる分を労働所得で、残りを資本所得で稼げればいい。年金受給額は減るものと想定して、ざっくりと労働所得52万円、資本所得104万円。資本所得のうち、52万円を配当所得、残り52万円を他の資産からの収益で賄う。
利回り2.5%ほどの米国債券ETFに800万円。
利回り4.0%以上の高配当株に800万円。
これで年間の配当金は52万円(税引き前)。
元手の1,600万円はどう用意するか。
年52万円ということは、週1万円、1日1,430円弱。
単価0.2円として、1日7,500PVで1,500円。
そんなサイト(=資産)をほったらかし運営する手もある。