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人生を豊かにするために教養には投資する

教養と娯楽は文化的な生活に欠かせないと思う。 精神的な健康のためにも最低限度は楽しみたい。 WOWOWとAmazonプライムで映画やスポーツと音楽を、dマガジンで雑誌を。 WOWOWは株主優待で4ヶ月分無料となるので、年間20,240円。Amazonプライムは、年額プランだと4,900円。dマガジンは月額440円なので、3サービス合わせると1ヶ月当たり2,535円。これにドコモ光のインターネット接続料4,400円を足しても、6,935円。 本や漫画は図書館で。どうしても手元に置きたいものだけ購入する。

月イチで町鮨や回転寿司くらいは喰いたい

町の寿司屋なら、握り8貫に巻物1本、お椀がついて一人前。基準があれば、回転寿司でも食べ過ぎない。迷いすぎない。 回転寿司は1皿2貫盛りが一般的だが、「もり一」なら1皿で2種の相盛り(ハーフ&ハーフ)もできる。握り4皿と巻物、汁椀で店内なら1,188円。 東銀座「すし小川」(1,100円)や、池袋「立喰さくら寿司」(1,100円)もいい感じ。ちょっと値は張るが、御茶ノ水「江戸富士」の海鮮丼(1,600円)も大アリ。

働くことだけがお金を稼げる手段ではない

手取りで13万円稼ぐには、額面で16万円弱。 日本の最低賃金は、東京でも時給1,000円ちょっとなので、月160時間フルタイムで働かなければならない。それなら働けないことにして、生活保護を受けたくなる気持ちもわからなくはない。まあ現実的なところだと、日当1万円の交通誘導で月の半分くらい赤灯を振る感じか。 ちなみに平均年収が高いことで知られるキーエンスは時給換算で8,037円。1日8時間勤務なら月に2日半働けば達成できるが、こんなものは空論でしかない。 収入に連動する税金やら社会保険料やらは一旦忘れて月13万円、年156万円の稼ぎ方を考える。 まずは、労働所得と資本所得で分ける。将来、働けなくなったら年金でもらえる分を労働所得で、残りを資本所得で稼げればいい。年金受給額は減るものと想定して、ざっくりと労働所得52万円、資本所得104万円。資本所得のうち、52万円を配当所得、残り52万円を他の資産からの収益で賄う。 利回り2.5%ほどの米国債券ETFに800万円。 利回り4.0%以上の高配当株に800万円。 これで年間の配当金は52万円(税引き前)。 元手の1,600万円はどう用意するか。 年52万円ということは、週1万円、1日1,430円弱。 単価0.2円として、1日7,500PVで1,500円。 そんなサイト(=資産)をほったらかし運営する手もある。

こまめな節約より家事労働の自動化を優先

家事自動化の三種の神器は、洗濯乾燥機、食洗機、ロボット掃除機。他にも自動調理鍋や全録レコーダだって家事を楽にしてくれる利器だ。ここに関しては、お金の節約よりも時間や手間の節約で得られるものの方が大きいと感じる。もちろん負担にならず続けられる省エネ術は取り入れながら。 エアコンなど季節家電による変動はあるが、月で均せば電気代4,500円、ガス代3,000円、上下水道料金2,500円ほど。 年間の水道光熱費が12万円ほど。

都心での移動だけなら自動車は所有しない

自動車は便利だが、必要なシーンは限られている。遠方への旅行やレジャー、大荷物の運搬など年に数回。子どもがいると、送迎やちょっとしたお出かけにも重宝するが、それだって月に数回。自己所有でなくとも、レンタカーやカーシェアで十分だと。 東京メトロに乗れば、片道200円でたいていの場所には行ける。近場なら170円だし、IC乗車券なら、さらに数円安い。毎週末の休みに往復400円使っても、年間2万円ほど。 月に2,000円もあれば、日常的な移動はまかなえる。

月々どのくらい消費しているかを振り返る

家計調査によると、単身世帯の消費支出は住居費を別にすると13万円ほど。 統計局ホームページ/家計調査 - 総務省統計局 単身者の生活扶助が7万6,000円ほどなので、世の中的には最低限度の生活費よりも平均で5万4,000円、つまりは1.7倍ほど豊かな暮らしをしているとも言える。 それはさておき、調査の項目に沿って自分の生活を振り返ってみる。ただし、自動車関連費、耐久財や旅行などの臨時または特別な支出は最低限度の生活に不要と考え、あらかじめ外しておく。 食料     40,500円(約38,000円) 光熱費    10,000円(約11,700円)24,700円 家事用消耗品   2,000円(約  1,500円)  6,500円 被服及び履物   5,000円(約  4,700円)  5,000円 保健用消耗品   1,000円(約  1,400円)  1,000円 医療費      4,500円(約  4,700円)  2,800円 交通費      2,000円(約  2,600円)  2,000円 通信費      3,000円(約  7,000円)  3,000円 娯楽費      7,000円(約  7,800円)  7,000円 理美容用品    1,000円(約  2,600円)  1,000円 53,000円 *( )内は単身世帯のおおよその平均額 だいたいこんな感じ。日常的な支出は7万6,000円ほどで、生活扶助とほぼ同額だった。それぞれの金額も平均からそれほど逸脱していない。 あとは月5万4,000円で暮らせる住居があれば、健康で文化的な最低限度の生活が送れる。つまり年に156万円の収入があればいい。それが不労所得ならば、経済的自由(FIRE)である。この金額なら、かなり現実味もある。 贅沢をしたければ、足りない分を働いて稼げばいい。そのためにも、いまの生活での過不足を細かく見直していきたいと思う。

自分の生活に本当に必要なお金を知りたい

東京23区で、健康で文化的な最低限度の生活を送るために必要なお金は、月額13万円ほどだという。 これは生活保護の受給額から算出したもので、内訳は住居費に充てる住宅扶助が約5.4万円、生活費に充てる生活扶助が約7.6万円。 生活保護制度 |厚生労働省 この他に、社会保険料やNHK受信料、上下水道料金などが減免されていたり、都営交通が無料で利用できるなどの特典もあるが、ここでは一旦考えない。 年間での受給額は、156万円ほど。ちなみに1年は52週だから、週に3万円。 住居費は別として、東京都心で月額76,000円でどんな生活が送れるというのか。 これは、私が私の生活に本当に必要なお金を知るための、小さな社会実験である。ちなみに私自身は(後に触れると思うが)少ないながらも給与所得者であり、生活保護受給者ではない。