繁忙期でも新幹線の自由席に確実に座るために知っておきたい4つのコツ
新幹線にはグリーン席、指定席、自由席があり、それぞれ料金が異なっています。 グリーン席は座席の広さやサービスなどがワンランク上ですが、指定席は座席が確約されているだけで自由席と広さやサービスの違いはありません。だったら料金の安い自由席を選びたくなりますが、旅行や帰省シーズンなどの繁忙期には空席がなく何時間も立ちっぱなしなんてことも……。そんな事態にならないように、自由席に確実に座るためのコツがいろいろとあるんです。 【東京ー新大阪間】の新幹線料金 グリーン席 のぞみ:10,480円 ひかり・こだま:10,170円 指定席 のぞみ:5,700〜5,900円 ひかり・こだま:5,390〜5,590円 自由席 4,870円 指定席やグリーン席だと確実に座れる分、料金は高く、基本的には指定の便にしか乗れません。また繁忙期は値上がりする上に早めに予約しなければ取れないこともあります。 一方、自由席なら急な予定でも問題なく乗ることができます。繁忙期と閑散期で運賃の区別もなければ、「のぞみ」だろうが「こだま」だろうが料金は同じです。指定席よりも最大1,000円以上安くなります。 1.始発駅で乗車する 新幹線の途中停車駅から乗車するとすでに席が埋まっていることも多く、運よくその駅で降りた人の席に座れればラッキー。デッキまで立ち乗り客で溢れていることさえあります。 逆に、始発駅なら乗る列車を一本遅らせるなどして乗車待ちの列の前の方に並べれば、到着時間と引き換えに確実に座ることができます。 東京から新大阪 東京から関西方面にいく場合、東京駅と品川駅から新幹線に乗ることができます。朝6時の品川駅始発を除いて基本的に東京駅発となっていて、新幹線の乗車券は「東京区内」であれば運賃は同じなので、仮に品川駅の方が近くても東京駅まで行く手間をかけるだけで座れる確率は格段に上がります。 また行き先や途中停車駅によって、その列車に乗りたい人や途中で乗り降りする人の数が変わってきます。例えば「博多行」より「新大阪行」の方が途中駅が少ない分、空いている可能性が高くなります。 新大阪から東京 一方、大阪から東京方面に向かう新幹線は、新大阪始発以外に博多や広島などから来る列車もあります。当然すでにお客さんが乗っているので座れる確率はその分低くなります。 そこで、新大阪始発かどうかを知る方法があるんです。 それ...